新築一棟マンションを建設したものの、当初の想定よりも家賃を下げざるを得なくなった

不動産投資のよくある失敗例

公開日:2024年12月03日

更新日:2024年12月03日

失敗例Aさんは業者から、新築アパートであれば節税にもなりますし、毎月ローン返済後の手取り家賃が3万円も残ります。という勧誘を鵜呑みにしてしまい、1億円のローンを組んで物件を購入した。
しかし、そのエリアには年々新しい一棟マンションが建設されていき、Aさんのマンションは築古扱いになり入居者が付きづらくなっていった。やむを得ず家賃を下げることになり、毎月の収支も悪化してしまった。
失敗の原因新築に手を出してしまったこと。
エリア分析ができていなかったこと。
業者の言うことを鵜呑みにしてしまったこと。
ポイント新築は新築プレミアムといって、初めの入居者は家賃が高めに取れる傾向があります。2人目からは家賃が下がりますので、物件購入前に将来どの程度家賃が下がる可能性があるか確認しましょう。その上でシミュレーションをして、無理がないか確認することが大切です。
また一棟マンションは家賃を多く取ることができますが、借入金額も大きく、それに伴い毎月の返済額も大きいです。今回の様に想定外の家賃下落に遭遇し、返済が滞ってしまう、売却しようにも思い通りの価格では売れない、このパターンが1番危険です。
不測の事態にも対応するためには、一棟ではなく売却しやすい東京の区分のワンルームがお勧めです。