契約書をしっかりチェックしていなかった

不動産投資のよくある失敗例

公開日:2024年12月03日

更新日:2024年12月03日

失敗例Aさんは1戸目の物件を購入し、不動産投資の自信がついている時だった。そんな時に友人から教えてもらった不動産会社を通じて物件の紹介を受けた。2戸目の物件購入で慣れが生じてしまい、契約書や重要事項説明書をあまり確認せずに契約を結んだ。
しかし、それが大きな失敗だった。後で契約書を確認したら、融資特約の期間(融資が条件に合わない場合に契約を白紙解約にできる期間が1ヶ月に設定されていた。
Aさんはいくつも銀行を回っていたが、どこも融資が難しく、1つの銀行を残して全て融資NGの回答だった。
最後に打診をしていた銀行から融資OKの回答をもらい、無事購入することができことなきを得た。ただ、もし融資が通らなければ違約金として物件価格の20%を支払わなければいけないところだった。
失敗の原因契約書や重要事項説明書をしっかりと確認していなかった。
友人紹介の不動産会社ということもあり、油断してしまっていた。
ポイント初めて物件を購入する際には誰しも慎重に契約書に目を通すものですが、2戸目となると油断が生じてしっかり書類に目を通さない方も多く見受けられます。
契約書や重要事項説明書は契約日前に写しをもらい、事前に内容を確認しておくことをお勧めします。その上でわからない点があれば納得するまで業者に確認しましょう。
また、友人の紹介であっても契約の中で見落としがあった場合には買主の自己責任になります。油断せずに、冷静な目でしっかり内容を確認することが大切です。