5年から10年程運用してからの売却を考えていたが、人口減少が続く地域の物件を選び、資産価値が下がり続けていて売却益が期待できなくなってしまった

不動産投資のよくある失敗例

公開日:2024年08月28日

更新日:2024年08月28日

失敗例Aさんは不動産会社の営業マンから、皆さん5年から10年運用して家賃を得たら売却されて利益を得てますよ、物件は値上がりしますからと説明を受けた。
Aさんはその話を信じて言われるがままに勧められた物件を購入した。
購入してから2年後、退去に伴い、入居者募集をする際に、周辺の家賃相場が下がってきているので今までの家賃では入居者は決まらないと言われ、2,000円家賃を下げることになってしまった。
その後も退去の度に家賃を下げるように言われ、当初の家賃よりも5,000円も下がってしまい、不安に思ったAさんは現状この物件はいくらで売れるのか確認したところ、数百万値下がりしていて売却益は見込めなくなってしまった。
失敗の原因営業マンの言葉を鵜呑みにして、将来的に人口減少する賃貸需要が低い場所て物件を購入してしまったこと
ポイント不動産投資を行う上での鉄則は将来的に人口が増え続け、賃貸需要が高い水準で維持できる場所で投資するということです。
賃貸需要が低い場所ですと、退去の度に家賃を下げなければ入居者が決まらず、最終的には当初の家賃の6割から7割ほどまで家賃が下がってしまうこともあります。
物件の価格は家賃から逆算して決まりますので、家賃が下がるということは物件の市場価値が下がり、売却価格も下がってしまいます。
物件を選ぶ際には将来的に人口増え続け、賃貸需要が高い場所で投資することと、むやみやたらに家賃を下げないことが大切です。