空室率が高く、不動産経営が成り立たなくなってしまった

不動産投資のよくある失敗例

公開日:2024年09月25日

更新日:2024年09月25日

失敗例Aさんは不動産経営を始めたものの、業者の言われるがまま地方の賃貸需要の低い物件を購入してしまったために空室率が高く、経営が成立しなくなってしまった。
業者からは収支シミュレーションの際に、満室のみ想定したものを提示され、それを鵜呑みにしてしまったために資金計画が崩れ、経営を続けることが難しい状態となった。
失敗の原因賃貸需要の低い地方の物件を購入してしまった点、業者の言うことを鵜呑みにしてしまった点
ポイント大前提として、不動産経営を行う際には将来的に人口が増え続けるエリアで物件を購入することが大事です。また多くの業者は物件を販売することに注力し、買主のことをあまり考えず都合の良い提案をしてくるケースもありますので注意が必要です。
不動産経営のシミュレーションを実施するときは、空室リスクにも備えなければなりません。
平均的に何年に一度退去が発生し、その際に内装工事費がいくら位かかるのか、新たな入居者が見つかるまで何日位かかるのか等エリアや築年数ごとにデータを収集して具体的な数字を提示してくれる業者から物件を購入した方が安心です。