公開日:2023年10月30日
更新日:2024年06月11日
失敗例 | Aさん(40代男性)は自宅を住宅ローンで購入し、並行して投資用物件もローンで購入していました。 ある程度まとまった資金が入ったのでその資金を自宅の繰り上げ返済に全額充てました。 その直後に投資用物件にて退去があり、内装費用と設備交換費用がかさみ支払いが難しくなってしまいました。 |
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失敗の原因 | 繰り上げ返済は金利や毎月のローン返済の負担を減らす上で有効です。 ただ、やみくもに繰り上げ返済をしてしまっては不測の出費に対応することができません。 |
ポイント | 不動産投資は急に資金が必要になる場面がありますので、最低限内装工事費や設備交換費用に対応するだけの余剰資金は常に確保しておく必要があります。 また金利が低い住宅ローンを繰り上げ返済するよりも金利が高い投資用ローンを繰り上げ返済した方が高い効果を得ることができます。 またその資金を自己資金として新たな物件に投資した方が大きな利益を得ることできる可能性もありますので、広い視点で判断することが大切です。 |